お知らせ

 
SHiBORO2は2017年8月2日をもって生産を終了いたしました。ご愛顧ありがとうございました。サポートは続けてまいりますので、ご相談ください。SHiBORO-Pro30が搾れる量が同等の機種となります。

SHiBORO2 操作方法 動画(YouTube)

読み込みまで時間がかかる場合がございます。少しだけお待ちください。

操作方法


搾る前の準備





ピストンが最上部に上がっていることを確認します。

搾る種をセットする




受皿にシリンダーベースとシリンダーをセットし、搾る種をシリンダーの中に入れます。


シリンダーをピストンの下に設置する




種子を入れ終わったら、本体に設置します。

シリンダーがピストンの真下になるように設置します。


レバーを下降方向にする




レバーを下方向に押し、ピストンが下降するように設定します。.


ハンドルをくるくる回し、ピストン下降させる



ハンドルを時計回りにくるくる回転させます。
あせらず、ゆっくりと回転させます。
この際はしっかりと取っ手を持って、本体が動かないように固定してください。

ピストンヘッドがシリンダーにしっかりと入っていることを確認してください。


ハンドルを「かちゃかちゃ」左右に動かし、ピストンを下降させる

くるくる回していたハンドルが重たく感じてきたら、、ハンドルをかちゃかちゃと左右に動かしてピストンを下降させます。

ハンドルは大きく動かしすぎず、小刻みに動かすことが上手に搾るポイントです。

そろそろ油が流れ落ちてくると思います。

ハンドル操作が重たくなって、動かなくなったら一旦作業は終了です。

30秒~1分程度時間が経つと、油が抜け出た分だけ圧力が下がり、また搾れるようになります。また「かちゃかちゃ」とハンドルを左右に動かしピストンを下降させます。

この作業を油が流れなくなるまで繰り返します。もちろん、すぐ止めて油を回収しても問題ありません。
油はゆっくりと流れますので、ゆっくりと待ってやるのもいいかもしれません。

一般男性が作業しても耐えられるようにしていますが、過度に力持ちをお持ちの方は目一杯力を加えないようお気をつけ下さい。また、ハンドルをパイプで延長したり、改造などは故障の原因となりますので絶対に行わないでください。

ピストンを上昇させ、油を回収する

レバーを上方向に切替ます。

ピストンの上昇はピストンの下降と逆の作業になります。

搾油終了後、ピストンを初めて上昇させるときは、油を搾るときと同じくらい力が必要になりますので、ご注意ください。


油が搾れた




油が搾れました。

画像は白ゴマを搾ったときの様子です。
これは時間が経つと上澄みは黄金色の透き通った油になります。


圧縮されたゴマの様子




搾り終わった状態のゴマの様子です。

ぺちゃんこになっています。

搾りかすを回収する




シリンダーの中の搾りかすを取り除きます。

シリンダーベースとシリンダーを分離させます。

その際、画像のようにお箸などでシリンダーベースを抑えてやると、手に油が付きづらくなります。

お皿などにキズを付けないよう、十分にご注意ください。


分離





シリンダーとシリンダーベースを分離したところです。


クリーナーで「しぼりかす」を押し出す。

シリンダーをシリンダー固定パイプに差し込み、しっかり固定してからクリーナーで押し出します。

左右にぐりぐりしながら押し出すと「しぼりかす」が出やすくなります。

シリンダー固定パイプで固定することで、油が表面についているシリンダーを直接持たなくてよいため、手が油で汚れることが非常に少なくなりました。

クルミなどの柔らかい種子は押し出すときに力が必要になるものもあります。

無理して押し出さず、ぐりぐり回してクリーナーの中に溜まった「しぼりかす」を
複数回に分けて取り出しながら回収すると簡単に取り出せます。


実際に作業される場合は、商品に同封しております取扱説明書をよく読んでからお使いください。


お手入れ方法


使用後のお手入れもとっても簡単です。

受け皿などを洗う





 受け皿、シリンダーホルダーなどは食器洗い洗剤などで洗ってください。

シリンダーなどを洗う



 シリンダー、シリンダー固定パイプなどの筒状のものは、内側を付属のブラシで洗ってください。

 外側は受け皿と同様に食器洗い洗剤などで洗ってください。

食器洗い乾燥機で洗う




食器洗い乾燥機も使用可能です。

ただ、気をつけて頂きたいのは、クリーナーの取っ手部分はゴム製となっており、食器洗い乾燥機では洗えません。

取っ手は左右に揺さぶりながら引っ張りますと抜けますので、取り外してからクリーナー部分のみを食器洗い乾燥機に入れてください。

ピストンヘッドのお手入れ 1 取り付けた状態での清掃



ピストンヘッドに付いた油などは、フキンなどで取り除いてください。

ピストンを少し下降させた状態にすると、作業しやすくなります。



ピストンヘッドのお手入れ 2 取り外す





ピストンヘッドとピストンを固定してあるネジをドライバーで緩めてやれば、ピストンヘッドは取り外せます。

取り外し後、丸洗いすることが出来ます。

収納について


収納される場合は出荷時にSHIBOROが入っていた箱に入れて収納いただくか、布などでカバーをし、ホコリがなるべく本体に付かないような状態で収納してください。

ピストンを下降しておくと、高さも低くなりますので、より収納しやすくなります。

台所などへ据え置きされる場合も、布などでカバーされておくと良いと思います。


ピストンのお手入れについて


ちょっと機械の話になります。

SHIBORO2 のピストン部分はネジ状になっています。
ネジ部分にはどうしても定期的な油の塗布が必要になってきます。

出荷時は食品機械用のグリス(アメリカ農務省USDAが定める規格、H-1規格に適応)を塗布していますが、何度も油を搾っていくうちに、どうしても油が切れてしまいます。

その際は、お手持ちの植物油脂をピストンに塗布してください。
酸化に強いゴマ油、ツバキ油、などを使用してもらえますと幸いです。

なお、ピストンが直接、搾る種子や油に接触する可能性は非常に低いと考えております。

商品名

家庭用油しぼり機 SH i BORO2

品番

OP-05B

加圧力

最大650kg程度  (約92kg/cm²)

重量(本体、シリンダー等含む)

約4.0kg

外形寸法 幅×奥行×高さ(cm)

24×27×26

シリンダー容量

60cc(煎りごま約30g充てん可能)

1度にしぼれる油の量

5~8g (煎りごま30g充てん時)

受皿容量

50cc

本体材質

主としてステンレス

ピストンには鉄を使用しています。

内容物

SHIBORO本体

受皿等、油を搾るために必要なもの一式

清掃用ブラシ

滑り止めシート

「しぼりかす」をシリンダーから取り除くクリーナー